フラッグとペナント(旗型・三角旗型)
結論
フラッグとペナントは、急な値動き(旗竿)のあとに現れる短い保ち合いで、いずれも元の方向へ再び動き出しやすいとされる継続パターンです。保ち合いの形が平行四辺形ならフラッグ(旗)、**小さな三角形ならペナント(三角旗)**と呼ばれます。
形の特徴
- 直前に急騰・急落(ほぼ一直線の値動き=旗竿)があることが前提です。
- 保ち合いは短期間(日足で数日〜2週間程度とされることが多い)で、値幅も小さいのが典型とされます。
- 上昇局面のフラッグは、トレンドと逆方向(下向き)にゆるやかに傾くことが多いとされます。
- 保ち合いの間は出来高が細り、再ブレイクで出来高が戻るのが典型例とされます。
目標値の考え方(教科書的な整理)
旗竿の長さ(急変動の値幅)を、保ち合いから放れた地点に投影する方法が古典的な目安として知られています。「旗はマストの半分に翻る」という相場の言い回しもありますが、いずれも経験則であり保証ではありません。
学習上の注意
- 保ち合いが長引き、値幅も大きくなってきた場合は、フラッグ/ペナントではなく別のパターン(レンジや反転)に変化した可能性を考えるのが一般的です。
- 急変動の直後は値が飛びやすく、想定と逆方向への放れも起こります。
- チャートパターンは確率的な傾向の話であり、将来の値動きを保証しません。過去チャートで旗竿→小休止→再加速の実例と失敗例の両方を観察することをおすすめします。
出典・参考
- A: 公的機関 日本取引所グループ(投資の基礎)
- B: 学術 ジョン・J・マーフィー『マーケットのテクニカル分析』(パンローリング)